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SUENAGA Blog
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解は現場にあり

「解は現場にあり」

経営の現場には、問題がありますが、同時に、その解も現場にあります。現場に
そぐわない解決策は、最終の解ではないのです。現場で働く人たちが、本気に
なったらどんな解でも創造します。

ある企業では、自発的に毎日1400品目の棚卸をしています。大中小の様々な商品が
ある中で棚卸を毎日実施することで品物の過不足を完全にカバーするといいます。
商品の過不足を本気で改善しようと思わない限りできない行動です。
しかも強制ではなく自主的な行動です。在庫の改善とお客様の商品に
対する信頼に大きな貢献をしています。

現場には、大きなエネルギーが働いています。そのエネルギーが、
良い方向に行くかどうかは、そこで働く人たちの意識、気持ち、チームワークです。
現場のエネルギーが、どうしたらプラスに作用して良い方向に行くか、
誰でもが頭を悩ましていることです。

しかし、はっきりしていることがあります。それは、現場で働いている人たちが、
もっと良い仕事をしようと思わな限りそうならないということです。
どうしたらそうなるか。それは、会社が現場をとてもとても大切にすることです。
大切にするには、あらゆる方法があります。
それをやり尽くすぐらいでも足りないかもしれません。その中でも取り分け重要なのは、
経営者、幹部、管理者が現場に足を運ぶということではないでしょうか。
実際に足を運んで、働く人に声をかけて、その表情をしっかりみて、
そこで何が起こっているかを感知する必要があります。

現場で働いている人たちは、会社の上司をはじめとした幹部や経営者が現場に向けている
愛情を知っています。わからないはずがありません。このような会社では、上司に現場を
見せるために取り繕う必要はないのです。

かって、大企業の経営者が、現場を回るという知らせが入ると、その経営者の好みの商品に並べ替えて、
それ以外の商品は廃棄したといいます。今、その企業はありません。

カキツバタ