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SUENAGA Blog
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「業績を改善するために」

「業績を改善するために」

業績が、良くなる、悪くなるというのは、本当に自然な理だと感じさせられることが多いです。
自然な理というのは、悪くなるのも経営者、改善されるのも経営者だという意味で自然な理です。
経営者が経営しているから当然なのですが、自分で自分がなかなか見えないという人間の特質と
言えることがあります。自分で自分のやっていることがどういう結果につながるかがすべてわかって
いることなどありません。

だからこそ、自分の現在を客観的にみるためには、「鏡」と「羅針盤」が
必要だと思います。「鏡」とは、自分の内面を映す鏡です。それは、やはり、学ぶことです。
それも優れたものである必要があります。中途半端なものは逆効果です。テクニック的な
ものを否定しませんし意味もあります。しかし、このテーマに必要なものは逆効果です。
なぜなら、見えなくなっているときに、テクニックに出逢うとテクニックだけが
より進んでしまうからです。

自分の根源を考えるような機会が必要です。離見の見、650年前に世阿弥は能と言う芸の
戦略的な高次化の闘いのために凄まじいまでの離見を実戦していると感じます。
自分の今までを根底から問いかけるほどの「言葉」に出逢う必要があります。
「何となく・・・」これを言葉にする必要があります。強く求めれば
きっと出逢うと思います。または、今まで、そうだと思っていたことが違った意味と
分かるだけでも大きな気づきになります。

次に、「羅針盤」です。これは、計画だろうと思います。世間でいろいろ言われますが、
私たちのこれからの次の時は、常に前人未到です。時間の最先端にいるのです。
それは人間の歴史ですから、歴史に学んで、これからの未来を自分なりに必死で
考え抜くことが必要だと思います。考えたらわかるか、分からないかもしれません。
が、考えるという行為自体が未来への意思です。その意思こそが、将来を計画し
考えることに他なりません。未来について予測できること、推測できることは
山ほどありますし、その範囲でも未来を選択できる可能性はたくさんあります。
わからないのではなく、手をこまねいていることが問題であるように思います。