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SUENAGA Blog
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できることがまだまだある

7月20日の産経新聞の「人材を育てること、人材が育つこと」に反応をいただいています。

あの内容を通じて、それぞれの方と人材、仕事、チームワーク、組織の在り方についてお話をする機会に

なっています。一朝一夕にいかないテーマであるだけに、悩みが深いことを痛感いたします。話をしていますと

自己と他者の関わり合いについて振り返るきっかけになっています。自分が経営者として、或いは上司として

その人のことを理解しているつもりで理解していなかった、自分自身が問題を先入観で見ていた、などです。

自己と他者の関係が、お互いに良い方向に動かしていくには、やはり、相手の変化の前に自分の変化を

創ることが大切、というより、それが自力でなしうることであり、自力でできることということです。自己と他者と

うまくいっていないのは、原因は諸々あるにしても自己が他者にできることはここまでと決めてかかった時から

始まっているようです。これをすべての人関係にいうことはできないケースもあるでしょうが、少なくとも自分を取り巻く

関係では、まず、考えなおしてみる必要があります。上司と部下の関係は、3年間で人事異動で動く大企業の場合は

まだ良いですが、人事異動が入社退職ぐらいしかない中小組織の関係では、こうはいきません。

でも、だからこそ知恵が湧き、努力して振り返ることで自己育成につながるといえます。相手が、自己理解を渇望している

ことは間違いないのですから自分次第で上司部下の変化は起きる可能性があります。

 

今までの自分の人の観方の角度を変えて、相手を理解する角度を入れてみるだけでも違ってきます。

角度を変える、難しいように聞こえますが、自分がイライラする原因は相手が作っていると思っていますが、

それは自分がこれという決めたスピードがあって、それに相手が適合してくれないからイライラするだけです。

そうは言っても仕事ですからという反論が返ってきますが、相手の時間テンポに合わせなさいということではなく、

そこで、そのことで、相手を理解してやることは皆無なのでしょうか。

 

聞こえてきます。皆無ではないでしょうが、

でも、なんでそこまでしなければいけないのですか。

 

だから、関係に変化は起きないのではないないでしょうか。

相手は自己理解を渇望している、これを活用してみられることをご提案いたします。

きっと新たな気づきがあることをお約束いたします。

 

では、今日の今からの前人未到の時間が意義あるものでありますように。