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一.立志観(4)

「而立人材こそ育成の指標である」
孔子は、『論語』で「十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う」と申しました。十五を志学(しがく)、三十を而立(じりつ)、四十を不惑(ふわく)、五十を知命(ちめい)、六十を耳順(じじゅん)と言います。孔子は「常に己に向かって語ってをる人であります。それが自から能く人の心にも通ずるのであります」(安岡正篤『朝の論語』明徳出版社)。孔子は人生の節目となる年代毎の人間像を教えました。
65歳雇用の時代、三十にして立つ、つまり仕事で習熟を積み現場でリーダーシップを発揮し後輩を指導する「而立人材」は、世代を超えた人材育成の指標となる人材像です。思想性を持った人材像を社員に提起したいものです