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中江藤樹先生の教え②~社長の滋賀訪問記

この8月に弊社代表の末永が 滋賀県高島市(JR湖西線「安曇川駅」下車)にある 日本の陽明学の祖 中江藤樹先生ゆかりの施設
「高島市良知館」「藤樹書院跡」「中江藤樹記念館」を訪問して学んだことのご報告 第2回目です。
※写真は藤樹書院(撮影:末永)

 

中江藤樹先生の教え
~2回目~

中江藤樹先生が教えたことの中の二番目です

「孝行(こうこう) 」

私たちの心や体は、父母からうけたものであり、父母の心や体は、先祖からうけつがれたものであります。それはもともと、大自然から授かったものです。
孝行とは、父母を大切にし、先祖をとうとび、大自然をうやまうことです。そのためには自らの良知をみがき、体をすこやかにし、行いを正しくし、家族やまわりの人々と仲よく親しみ合うことが大切です。さらに、子どもをあたたかい心でしっかりと育てることも孝行です。※近江聖人中江藤樹三百五十年祭実行委員会発行の冊子より引用

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中江藤樹は「考経」をベースとして日本人にかなった読み下しの「考経」テキストをつくりました。それが「かながき考経」です。良知館ではそれが販売されていました。その中から一文
「親を愛するものは、あえて人をにくまず。親を敬うものは、あえて人をあなどらず」