2017年9月21日
「高島市良知館」「藤樹書院跡」「中江藤樹記念館」を訪問して
学んだことのご報告 第4回目 最終回です。
中江藤樹先生が教えたことの中の4番目です
五事とは「貌、言、視、聴、思」(ぼう・げん・し・ちょう・し)を言い、それを正すとは、なごやかな顔つきをし、思いやりのあることばで話しかけ、澄んだ目でものごとを見つめ、耳を傾けて人の話を聴き、まごころをこめて相手のことを思うことです。
ふだんの生活やまわりの人々とのまじわりの中で、自ら五事を正すことが、すなわち良知をみがき、良知に到る大切な道です。
貌(ぼう)・・・・・顔つき
愛敬の心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接しましょう
言(げん)・・・・・言葉づかい
相手に気持ちよく受け入れられるような話し方をしましょう
視(し)・・・・・‥まなざし
愛敬の心をこめて暖かく人を見、物を見るようにしましょう
聴(ちょう)・・・・・よく聞く
話す人の気持ちに立って相手の話を聞くようにしましょう
思(し)・・・・・思いやり
愛敬の心をもって相手を理解し思いやりの心をかけましょう
※近江聖人中江藤樹三百五十年祭実行委員会発行の冊子より引用
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良知を日常生活に組み入れた、極めて実践的な指針があり
経営に大変、参考になります。