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【部下にちゃんと伝わっていない…?】コミュニケーションに対する”スタンス”の重要性を学ぶ

社員の価値観の多様化に伴って、従前のコミュニケーション施策を転換して、具体的な改善方法を見出すことは切迫した課題です。あらゆる変化を捉え、そのままにしていては組織・チーム・仕事に支障が出る可能性が高いのです。

経営者・役員・幹部・管理者なら、おそらく「自分自身が伝えようとしていること」の意味が相手に通じないことか多いと内心感じていることでしょう。
例えば、部下の仕事が原因でクレームが起こり、それに対して管理者が本人に改善を指導したとします。原因をしつかり捉えられる部下もいますが、原因を自分以外のところに転嫁する部下もいます。部下にも問題はあるかもしれませんが、責任を転嫁するのは、管理者が日頃から言葉を掛け合ってコミュニケーションを図り、特にお客様との関係について、お客様のことを理解しながら仕事をするとはどうすることかを部下に得心がいくように指導し、意思疎通するということができていないために起こることなのです。

クレームという場面だけではなく、日常のミーティングや会議でも、同様のことは同様の原因で起こります。
仕事の大切な論理が”ストレート”には通じにくい点が多くなっています。
だから、いざ間題が起こった時には「私一人のせいじゃありません」という言葉が当たり前のように出てくるのです。
社員の主張する意見に対して管理者の指導・アドバイスカが低下しているとも言えますし、組織やチームの中に今までのさまざまなケースで当事者だけが責任を取らされるという危惧の念が極めて強い場合はこの傾向がはっきり出ます。管理者になりたくない原因とも相通じることです。

”融和を図るコミュニケーション”と、”仕事の意思疎通としてのコミュニケーション”とが両方必要です。しかしそれと同じくらい、その実効性を生み出し、実らせるためには、 コミュニケーションを取ろうとする管理者の「コミュニケーションに対してどのように向かい合うかというスタンス」が大事でなのです。
「相手のためになっているか」「もしなっていなければどうすることが良いか」といった視点のエ夫が必要です。
そのスタンスの見直しをしてみること自体がコミュニケーションの始まりであり、本来的な意味なのです。

価値観が異なる社員が集まっていて、働き方改革で労働時間が少なくなる傾向もあり、オンラインワークも増えた中で、コミュニケーションのための時間を割くことがだんだんと困難になりつつあります。
やはり、自分が相手とコミュニケートするためには、まず「自分サイドでどうすることが相手のためになるか」を考えることが始まりです。
それは管理者にも部下にも両者に必要なことなのです。より良い関係にしていくために、コミュニケーションのあり方の見直しが必要ということです。

(一部抜粋:「強くて優しい会社 ―人と組織の潜在能力を活かす、現場の人事デザイン』 著者:末永春秀)