末永ブログ

【もう後悔しない】キャリアの分岐点で「恐れ」を手放し「希望」を選ぶ思考術
2025年9月17日
“May your choices reflect your hopes, not your fears.”
「あなたの選択が、恐れではなく、希望を反映したものでありますように」
ネルソン・マンデラのこの言葉は、”情報過多で身動きが取りづらい現代”に生きる私たちの背中をそっと押してくれてるように感じます。
それと同時に、改めて自分自身に問いたくなります。
「私たちは、何に基づいて、どう選択しているのか?」ということを。
彼は、27年もの長い獄中生活を経て、なお復讐ではなく”融和”を選びました。南アフリカの大統領として行った赦しと統合の決断は、未来への強い希望がなければ成し得なかったものです。

私たちの人生にも、岐路に立つ瞬間が何度も訪れます。
仕事、人間関係、家族、生き方──
不安や恐れが、選択に悩む自分の思考を鈍らせてきます。しかしそんな時にこそ、このマンデラの言葉を思い出したいと思います。自分の心の中にある「こうありたい」という希望に耳を傾け、その声に従って決断を下すこと。それは、自分自身の人生を生きるためのファーストステップとなること。
今回は、日本経済新聞×noteがおこなっている「#キャリアの分岐点」企画に参加しました。

【体験談】現場から生まれた「経営コンサルタント」への転身
弊社末永イノベーション経営の代表もあらゆる「分岐点」を乗り越えてきました。
中小企業の労務管理支援の経験から、現場の社員の苦労に寄り添う中で、代表はある結論に至りました。
「経営という土台が不安定なままでは、どんな労務改善も、その場しのぎの応急処置にしかならない」と。
この痛烈な気付きが”経営コンサルタント”の道へと志した、人生の転機でした。
当時、コンサルティングはまだ黎明期。そんな荒れ地で種を蒔き続けること数十年。多くのコンサルタントを育て、彼らと共に顧客を増やし、事業を軌道に乗せることに成功しました。
やがて、トップマネジメントとして組織全体を俯瞰する立場に立ったとき。その時掲げたのが、「どんな問題からも逃げない」という信念です。目の前の課題から目を背けず、真正面から向き合い続けて実践を重ね、今日の経営成長の土台を築きました。
そして2012年自らの集大成として、株式会社末永イノベーション経営を設立しました。
社員、管理者、そして経営者として泥臭く経験した「体験知」
数々の現場で解決策を生み出してきた「実践知」
そして、自己研鑽によって磨き上げてきた「学習知」
これらの知を三位一体で融合し、独自の新しいコンサルティングスキームを試行錯誤しながら確立しました。その結果、企業や病院で実践し、確かな手応えを感じています。

代表が、あらゆる場面で重ねてきた選択の連続は、現場と人材の真の姿を見抜く洞察力にすべて繋がっています。
経営者が見過ごしがちな課題を明確にし、具体的な改善へと導く手法は、多くの方から評価をいただいています。
今まで岐路に立つたびに選択し、後悔や不安のなか乗り越えてきたことが、逆に今の自分を形作り、強みに変化しているということです。
最後に、あらためて彼の言葉を紹介したいと思います。
生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。
転ぶたびに起き上がり続けることにある。