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SUENAGA Blog
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【今の人間関係に必要】”職場の雰囲気”を変えるポイントとは?

9月に入って朝夕は気温が低くなっていますが、日中の暑さは相変わらずの熱波です。
気象予報の「観測史上・・・」「記録を取り始めてから初めて・・・」という言葉にも慣れました。この暑さが今年だけならいいですが、来年以降もっと暑くなると予想せざるを得ません。

外勤の仕事の方々は、お客様を訪問して車に戻ると暑くなった社内にクーラーをかけても20分ぐらいしないと涼しくなりません。そこから移動してまた車を止めて商談して戻れば暑い車内の繰り返しでしょう。熱を扱う仕事、工事現場なども同じでしょう。

この異常な暑さとは直接の関係はありませんが、最近感じることです。
いろいろな職場のコミュケーションの空気が”乾燥”しています。人に近寄るでもない離れるでもない現象です。
この背景には、コロナ禍の3年間で触れ合いも少なくなりましたし、オンラインの仕事が織り込まれていることの影響もあると思います。また、役割や担当を明確にして効率を上げる仕事の仕方をしているために起きていることもあるでしょう。
つまり、決められた範囲以外は関係しないというものです。

それだけではなく、人と人が一定の距離を取ることを覚えて、それが多少の物足りなさはあるものの不快でもないしマイナスでもないのです。これは、私がいろいろなところで仕事をする人たちの言葉に耳を澄まして感じるものです。
その距離が良い面もあるのですが、やはり、私たちは良質なコミュニケーションの潤いをどこかで求めていると思います。

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こんなことがあります。
例えば、朝の「おはようございます」を言う人も半分ぐらい、それに反応する人も半分ぐらいです。それも聞こえるか聞こえないかの声です。そして、そのおはようございますに反応している人は、挨拶をした人ではなく、ほとんどは自分のパソコンに向かって声を出しています。
挨拶に規律を求めているのではありません。フェイストゥーフェイスの「おはようございます」の一言が乾いた空気を潤すと思うのです。

この乾いたコミュケーションは、いろいろな交流の機会が増えれば変わってくるでしょう。
しかし、もっと大切なのは、日常の「ちょっとした声かけ」だけで変化が起きます。これが少なくなりました。人から人への声かけは、声をかけられた人は、時によっては煩わしさもあるでしょう。
しかし、気配りとしての声かけはポジティブな関心として必要です。それがきっかけになって打ち合わせになることは大いにあります。

これらのことは、調査によっても裏付けされています。
エン転職が約9,000人に聞いた「職場でのコミュニケーション」調査によると…

◆ コミュニケーションが取れることで感じる効果は、「働きやすさ」や「チームワーク」に直結します。
しかしその一方で、コミュニケーションが取れないことで影響を受けるのは「ストレス」に響くということ。

 職場でのコミュニケーションが取れている層ほど、心理的安全性を感じることに繋がります。
そして心理的安全性を感じる理由、トップは「他愛のない雑談ができるから」ということ。

引用:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/27689.html

いかに普段からの声かけが働きやすさに繋がるかよく分かります。
積極的にトライしていくことが大切です。