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朝の挨拶は無駄?職場の人間関係を劇的に変える「あいさつ」の驚くべき効果

SNSで話題となった『あいさつ不要論』
若い世代を中心に広がり、”職場で挨拶をする意味”について議論されました。
「仲が良い相手でもないのに、なぜ自分から声をかけたり、頭を下げたりしないといけないのか?」
いやいやそれが礼儀だから…と言ってしまえばそれまでですが、不要派の人たちの意見の背景には様々な要因があることでしょう。
コロナ禍を経て直接的なコミュニケーションが減った環境的要因もあれば、SNSに小さい頃から慣れ親しんだ世代は、どんな人でも繋がりが持てる感覚から挨拶自体が特別なものであったり、苦手なものとするのかもしれません。

朝の挨拶をしなくなったという経営者の声をよく聞きます。マスクをしている時もあるので、発声をしていても聞こえにくいこともあるようです。
朝、出勤をして挨拶をしても、職場の人たちはパソコンに向き合っているのでパソコンを見たまま挨拶をしています。
また上司・先輩には挨拶しますが、部下・後輩には挨拶しない実態が意外に多いことが見受けられます。上の立場の人にだけ挨拶をする損得勘定があるのでしょう。同僚同士ではどうかと言えば、気軽な挨拶すらないこともあります。

挨拶をしない人や特定の人にだけすればいいという人にこそ、”挨拶の重要性”をいま一度理解・共有して欲しいと思います。
それは「挨拶」をすることで、”自分”にも”人間関係”にも好影響を与えるという”事実”です。
ある調査によると、ちょっとした声かけや目礼でも、人に良い印象を与えて交友関係が円滑になる。そして、自分自身にもポジティブな影響を及ぼすという結果が出ています。¹
当然の結果のように感じますが、”ほんの数秒の事”が、職場で働く自分自身を救う必殺技になるのです。

お客様に挨拶をしなくても良いという会社はないはずです。
お客様にもするし職場でも挨拶する、その挨拶で仕事の一日を始めることを勧めています。
挨拶は、上司や部下は関係なく「誰にでも公平に自分の気持ちを発信するもの」です。ある意味で物凄くフェア(平等)な行為です。
一方で、冒頭のあいさつ不要論に近いものとして、挨拶を”強制”されたくない・強制されずに自分からしたい、という意見もあります。
確かにそうなのですが、蓋を開けて見ると挨拶はしないという結果になります。

その人の挨拶ひとつで相手からの印象はガラリと変わります。挨拶の言葉を交わしただけで人となりを感じます。何時も気持ち良い挨拶をしてくれる社員について、毎朝のさわやかな風のようだという人もいます。
ほとんどの人がパソコンに挨拶する時代に、パソコンを使わない手仕事の人達は顔を見て挨拶をします。挨拶をどうしなければいけないということは無いのですが、”気持ち良い挨拶”をお互いに交わせば良い仕事に繋がっていくと思います。

人材も採用できている、業績も伸びている会社のお話を聞けば「もし挨拶をしていなければ誰でもすぐお互いに言います」ということでした。やはり組織の中での意思の通い合いが変わります。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

引用 ¹https://www.cross-m.co.jp/report/trend-eye/20240321greeting